筋肉痛はサウナに入るベストタイミングな理由
筋肉痛でサウナに入るのは、筋トレ後のケアとして効果的なのでしょうか？ スポーツジムにはサウナを設置しているところも多く、その効果が気になるところです。じつは、筋肉痛でサウナに入ると新陳代謝が活性化。加えて、タンパク質を修復する特殊なタンパク質も増加します。筋肉痛はサウナに入るベストタイミングなのでした。
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筋肉痛はサウナに入るべきタイミング
そもそも筋肉痛がおきる原因は筋繊維の損傷です。そして、損傷した筋繊維が修復されるときに以前より太くなって回復することで、筋力アップが図れるのが筋トレの効果。いわゆる「超回復」です。
超回復は筋トレ後の48～72時間に本格化するもの。そして、超回復に先立って重要なのが疲労の回復になります。そのために有効活用したいのがサウナです。ただし、サウナに入るタイミングは筋肉痛が出たタイミングが有効なのでした。
じつは、筋トレ直後にサウナに入ることは超回復には逆効果です。というのも、筋トレ後は筋肉とそのまわりの組織に炎症が広がった状態。筋トレ直後はアイシングして筋肉を冷やすことが鉄則です。
筋肉痛にはサウナの血流促進が効果的
そして、超回復のための疲労回復には、筋トレあと12～24時間後のサウナが効果を発揮します。筋トレをして筋肉痛を感じるタイミングもだいたい同じくらいでしょう。
筋肉痛でサウナに入ると、体を芯から温めることで血流が促進、新陳代謝が活性化するのです。筋肉痛の解消にも効果的があります。
さらに、深部体温が1度上がるようにしっかり体を温めれば「ヒートショックプロテイン」が分泌。ヒートショックプロテインは「傷ついたタンパク質を正常な形に戻す」ことで健康を回復させる機能があります。
すなわち、筋肉痛でサウナに入ると、筋肉痛を解消するだけでなく、体を再構築する超回復を助けてくれるというわけです。
