便秘解消がインフルエンザやうつ病予防になる!?
厚生労働省の調査によると、便秘を訴えている女性は男性の2倍以上。多くの女性が便秘に悩んでいます。しかも、放っておくと感染症やうつ病の原因に…。逆に便秘解消がインフルエンザやうつ病予防になるのです。『あのニュースで得する人損する人』で紹介されていました。
目次
便秘がいろいろな病気をおこす
便秘はなぜ女性に多いのでしょう？ その理由は大きく2つあります。1つは男性に比べ骨盤が広いので腸の形が崩れやすいこと、もう1つは男性に比べ筋肉が少ないためいきむ力が弱いことです。
さらに、便秘に悩む女性の約48％が、65歳以上だったという報告も…。歳をとればとるほど筋力が弱くなるため、便秘は高齢者になるほど増える傾向にあります。
さらに最近では、腸内環境の悪化によって便秘が引き起こされる便秘は、感染症やインフルエンザなどいろいろな病気をおこすことがわかってきました。うつ病との関連も指摘されています。
便秘解消が感染症やうつ病の予防
便秘によって腸に便が長く留まると、腸内に体にさまざまな害を及ぼす悪玉菌が増殖。その結果、悪玉菌が出す有害物質によって、体内の免疫力が低下してインフルエンザなどにかかりやすくなるのです。
また、腸には心のバランスを整える「セロトニン」を作る役割もあります。腸内環境の悪化で悪玉菌が増えると、セロトニンの分泌量が減少。うつ病になりやすくなるのです。うつ病を患っている人の半数以上が便秘…という調査結果もあります。
このように便秘は、健康にさまざまな影響を及ぼすもの。逆にいえば、便秘解消が感染症やうつ病の予防にもなるということです。免疫力が落ちて病気になりやすいと感じている人は、便秘解消を最優先するのがよいかもしれません。
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