梨状筋ストレッチでゆがみを解消してダイエット

ダイエットしても痩せない原因は骨盤のゆがみに原因があります。そして骨盤のゆがみを生み出しているのが「梨状筋」。梨状筋の動きの左右差が骨盤のバランスを崩しているのです。そこで、骨盤のゆがみを解消してダイエット体質になれる「梨状筋ストレッチ」を紹介しましょう。

梨状筋の左右差が骨盤のゆがみを生む

骨盤は上半身と下半身をつなぐ重要なパーツ。この骨盤のバランスが崩れると、関節の動きに左右差が生まれ、筋肉の使われ方も偏ってきます。その結果、体がゆがむことになるのです。

そして、このゆがみこそが太る原因。ゆがみを正さなければ、いくらダイエットしても痩せることはできません。ゆがみの元である骨盤のバランスを整えることが、ダイエットには大切なのです。

そして、骨盤のバランスの崩れに大きく関わっているのが、お尻の内側の筋肉である梨状筋。お尻の中心部の深いところにある梨状筋は、股関節を外側に回す働きをしています。

この梨状筋が左右で同じように動いていれば、骨盤もバランスが保たれて股関節の動きも左右対称です。しかし、この働きに差ができると、股関節の動きも骨盤のバランスも崩れてしまいます。

この梨状筋の左右差を整えるのが梨状筋ストレッチです。両手をお尻の後方に置いてひざを立てて座ります。そして、ももからひざまでをピタリとくっ付けて、ひざから下が「ハ」の字になるように足先を広げるのです。

少しずつ足先を開いて、左右差を感じたところで30秒キープします。ポイントは「ハ」の字に開く脚の角度を、硬いと感じる側の脚に合わせること。左右差をなくすことが梨状筋ストレッチであることを忘れないでください。

上体を後ろに倒すことで、梨状筋の伸びは大きくなります。手の位置を後ろにずらして、上体を少しずつ倒してみてください。梨状筋の柔軟性をさらにアップするには、上体を完全に倒してしまいます。

このストレッチを朝と晩に2回ずつ行うことで、梨状筋の動きに左右差がなくなってくるはず。骨盤のゆがみも解消されてきます。このゆがみがなくなると、使われていなかった筋肉も動くようになって自然とダイエット体質に変わってくるのです。