脳をだましてやる気になる潜在意識ダイエット
脳をだましてやる気になる「潜在意識ダイエット」をご存じですか? 人間の行動の9割以上は潜在意識によって支配されています。だからこそ潜在意識を変えることが、ダイエット成功の要になるのです。さっそく脳をだましてやる気になる「潜在意識ダイエット」を紹介しましょう。10月6日放送『主治医が見つかる診療所』の「簡単ダイエットSP」で紹介されていました。
目次
脳をだましてやる気になるダイエット
脳をだましてやる気にさせ、やせやすい体になるという「潜在意識ダイエット」を指導しているが東京・祐天寺にあるハタイクリニック院長。西脇俊二医師です。
西脇医師いわく、人間の行動の9割以上は潜在意識によって支配されているとか。だからこそ潜在意識を変えることが、ダイエット成功の要になるといいます。潜在意識とは心の奥の隠れた意識のこと。ダイエットしたいはずなのについ食べてしまうのは、ダイエットよりも食べたいと思っているためです。
脳をコントロールして潜在意識そのものを変えることがダイエットの近道と考えた西脇医師。そこで自ら糖質制限をしながら脳をだましてやる気を出す、独自のダイエット法を実践。その結果、体重75kgのメタボ体型がわずか3か月で58kgに減量。17kgものダイエットに成功したのです。
角砂糖に置き換えるてやる気にする
脳をだましてやる気になる潜在意識ダイエットの具体的な方法に見ていきましょう。1つめの方法は「角砂糖置き換え法」です。
一般的なせんべい1枚は角砂糖に換算すると1個ちょっとの糖質。6枚切りのパン1枚の糖質は角砂糖6個半ほどです。ご飯1膳では角砂糖14個分あります。これだけの角砂糖を食べているのと同じ…と考えることで、ダイエット中にその食事を食べたくなっても抑えようというものです。
人間というのは、快楽を得るよりも痛みを避けるほうが動機付けとしては強くなります。糖質量を角砂糖に置き換えることで、痛みと同じくらいのひどい状態ということをイメージしやすくするのです。
つまり「カツ丼が食べたい」と気持ちより「角砂糖29個も食べたら大変」という気持ちのほうが強いことを利用。糖質が多いものを食べたいという気持ちを、大量の角砂糖に頭の中で変換することで、食べたくない気持ちに変えてしまうのです。
快楽物質を分泌してやる気を出す
脳をだますダイエットの2つめの方法は「快感物質分泌法」です。ご飯などの炭水化物を食べると、βエンドルフィンという脳内物質が増えます。βエンドルフィンとは脳内で分泌される神経伝達物質で、強い快感をもたらすため習慣性を招く原因になるものです。
おいしいと感じるものを食べると、このβエンドルフィンが分泌。幸福感や満足感が得られます。一度好きになったものがなかなかやめられないのは、βエンドルフィンの影響が大きいのです。
ここで有酸素運動をすると、同じβエンドルフィンが脳内で増えます。炭水化物を食べる代わりに有酸素運動をすることで、この快感物質を補えるのです。息が切れず軽く汗をかく程度の運動でも十分に分泌できます。
大好きなものをたくさん食べたいと思ったときには、軽く運動することでその欲求が抑えられるのです。軽い運動を習慣的に行えば、食事制限の辛さを減らすことができます。
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