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肉・卵・チーズを主食にするダイエット法!

お腹いっぱい食べてもやせられる夢のようなダイエットがあります。それが「肉・卵・チーズ」を主食の代わりとして「よく噛んで食べる」という方法です。4月7日放送『主治医が見つかる診療所』の「春の“超簡単ダイエット”スペシャル」で紹介されていました。



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肉・卵・チーズが主食のダイエット

沖縄県那覇市にある「こくらクリニック」で「ダイエット外来」を開設して「お腹いっぱい食べてもやせられるダイエット法」を指導し、これまで2千人以上のダイエットを成功させたのが、院長を務める渡辺信幸医師(50歳)です。

その方法とは、ご飯やパンなどの主食を食べない代わりに「肉・卵・チーズ」を主食にするというもの。いわゆる糖質制限ダイエットの1つです。

なぜ「肉・卵・チーズ」は大丈夫で、「ご飯やパン」はダメなのでしょうか? 私たちが食事をすると、体内に取り込まれた食べ物は胃や腸などの消化器で細かく分解・吸収されます。じつは、このとき消化器が活発に動き、食べ物を消化すること自体で多くのエネルギーが消費されるのです。


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お腹いっぱい食べてもダイエット

米やパンなどの炭水化物の場合は摂ったカロリーの「6%」しか消費されませんが、たんぱく質の場合は摂ったカロリーの「30%」も消費されます。そのうえ、炭水化物は消費されずに余った分は「脂肪」として蓄えられるのに対し、たんぱく質は余った分は体の外に排出されるのです。

さらに、もう1つお腹いっぱい食べてもやせる秘密があります。それは「よく噛むこと」。「ひと口につき30回噛む」ようにしているのです。

人間は食事をしてある一定の時間がたたないとお腹いっぱいになりません。早食いをしてしまうと、お腹が膨れる前に食べ過ぎてしまいます。しかも、たくさん噛むと満腹中枢が刺激され、少ない量でも満腹感を感じるのです。

渡辺医師の場合、食べ物を口に運んだら「箸を置いて30回数える」という方法を実践。箸を持ったままだと噛んでいても目の前の食べ物に目が行き、ついつい食べてしまいます。だから、必ず箸を置くのです。

お腹いっぱい食べてもやせられる夢のようなダイエットは、ご飯やパンなどの糖質を食べない代わりに、肉・卵・チーズをお腹いっぱいよく噛んで食べる糖質制限ダイエットなのでした。


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30回かむために1口ごとに箸を置く

「30回かむ」「肉・卵・チーズ中心の食事」の2つのポイントで、お腹いっぱい食べてもやせられるダイエットは、さまざまな健康効果をもたらします。

不動産業を営む51歳の男性の場合、最初の1ヶ月で10kg減量。10ヶ月前は97~98kgあった体重は現在、68.5kgくらいをずっとキープしています。これによって、長年悩んでいた腰やひざの痛みがなくなりました。

ある日の昼食は「ラフテー(沖縄風豚の角煮)」「てびち(豚足)」「卵/チーズ/アボカドのサラダ」「ゆで卵のチーズのせ」「枝豆」「パイナップル」という内容。この食事を1口につき30回かみ、時間をかけて食べていきます。ポイントは「箸を置くこと」とか。1口ごとに箸を置くことによって、30回かめるようになりました。

箸を持つとどうしても食べたくなるので、1口ごとに置くことで食べたい気持ちが抑えられるようになったのです。以前は10分で済んでいた食事時間は、50分から1時間になったといいます。


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かむときに「ありがとう」を6回いう

介護予防エステ講師の48歳の女性は、代謝が上がって一番よかったことは体重が減ったことといいます。7ヶ月で9kg減らすことができて、それからずっと維持しているとか。

一番変化したのがウエストは、マイナス13cmです。しかもただ細くなっただけでなく、バストやヒップもハリが出て上がってきたといいます。

ある日の夕食は「ステーキ」「チーズオムレツ」「アボガド」という内容。これを1口30回かんで食べるわけですが、そこにはある工夫がありました。かむタイミングに合わせて、心の中で「ありがとう」を6回いうのです。


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30回かむことで禁煙に成功した

不動産業の65歳の男性の場合、85~86kgあった体重が半年くらいで74kgに。12kgの減量に成功しました。さらにこの食事を始めたら、とくに筋肉が付くといいます。とくに筋トレや運動などをせずに筋肉が付いて、胸筋がピクピク動くようになったのです。

ある日の昼食は、300gのステーキ。この男性の場合は見えるところにカレンダーをかけて、その日付を数えながら30回かむようにしています。

さらに、30回かむことによって、ヘビースモーカーだったこの男性はタバコを止めたのです。早食いしているころは食後のタバコが最高だったそうですが、ゆっくりかむようになってからは食事に満足しているためか、タバコを欲しがらなくなりました。

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