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すぐ治せ!!「早食いは太る」これだけの理由

ダイエットで「早食いは太る」という話を聞いたことはあるはず。はたしてこれはホントなのでしょうか? 早食いが太る理由と、その解決法を紹介しましょう。3月5日放送『駆け込みドクター!』の「解決!ダイエットの7つのウソ!?ホント!?」で取り上げていました。



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私たちの「脳」には空腹を満たされたという「満腹中枢」があります。これが働くためには、食べ始めてから「20分」くらいはかかるのです。早食いしてしまうと、この20分の間にかなりの量を食べることになります。「早食い」は、満腹中枢が働く前に食べ過ぎて「肥満」につながるのです。

また、早食いをすると「血糖値」が急上昇します。急激に上がる血糖値に対して「インスリン」という血糖値を下げるホルモンが大量に分泌されるのです。インスリンというのは、余った「糖」を脂肪として蓄える働きがあります。この意味からも、早食いは肥満につながるのです。

解決法としては、ゆっくり食べざるをえないものを食べる…という方法があります。肉でも野菜でも、素材が大きいものを選ぶと、かむ回数が自然と増えて食事時間が長くなるものです。

また、口に運ぶまでに何か作業があるのもよいかもしれません。たとえば、ステーキならナイフで切るという作業があります。焼き魚なども、身をほぐすという作業が必要。作業があったほうが、そのぶん時間が長くなるというわけです。

さらに「かむ」ことはすごく重要。お腹に溜まった満腹感より先に、かむことで食欲を抑えるホルモンが作られるのです。1口1口よくかむことは、早食い防止だけでなく、食欲を抑えることにもつながります。「1口30回」かむようにすれば、ダイエット効果が期待できるはずです。

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