朝バナナダイエットは昼夜は何を食べてもOK
2000年代初頭、バナナがあちこちで売り切れになったことで話題になったのが「朝バナナダイエット」です。この朝バナナダイエットは、いわゆる置き換えダイエットの一種になります。「バナナは1年を通して安定して手に入るし、値段も安いから」といった理由から朝食をバナナに置き換えるダイエット法が考えられたといいます。
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朝バナナでバストアップした人が続出
超簡単なダイエットとして2008年に大ブームを巻き起こしたのが「朝バナナダイエット」です。ルールは朝食を、バナナと常温の水だけにするというもの。昼と夜は何を食べてもOKなのに痩せるということで、そのお手軽さから大ブームになりました。
バナナは包丁を使って皮をむいたり切ったりする必要がないので、忙しい朝でもすぐに食べられるフルーツ。朝食のバナナについては、好きなだけ食べても問題ありません。
しかも、朝バナナダイエットを続けていたらバストアップしたという人も続出。女性ホルモンの分泌が促されるため、サイズがアップしたという報告が多数寄せられました。これはバナナに含まれるビタミンDが代謝を上げることでホルモンバランスが改善。結果的に女性ホルモンの分泌が促されることが理由です。
朝バナナがダイエットに効く理由
バナナは食物繊維が豊富な食材。これを朝に食べることで胃腸の働きが活発化して便通がよくなる効果こそが、朝バナナダイエットが効く理由。ほかにもマグネシウムや食物繊維、オリゴ糖といった成分が、排便を助ける善玉菌のエサになります。
この腸内環境の改善は、ダイエット効果だけでなく肌に潤いをもたらします。実際、30~40代の女性が1日2本のバナナを4週間食べ続けたところ、肌の潤いに欠かせない水分と油分が増加したという研究報告もあるのです。
なおバナナに含まれるオリゴ糖は、善玉菌のエサとなるだけでなく、血中コレステロール減少や腎機能向上、血糖値の正常化などさまざまな効果があります。さらにバナナには、このカリウムが豊富に含まれているため、効率よくナトリウムを排出可能。むくみが改善するのでボディラインがスッキリします。
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