腸腰筋ストレッチで腰痛が改善するメカニズム

腸腰筋は上半身と下半身をつなぐ重要なインナーマッスル。腸腰筋が弱まると体のバランスがとりにくくなって姿勢が悪くなります。とくに骨盤が後傾して、結果的に腰痛が発症します。そんな腰痛は腸腰筋ストレッチで解消しましょう。腸腰筋ストレッチを詳しく紹介します。



腸腰筋をストレッチして活性化

腸腰筋は、背骨と太ももを結ぶ大腰筋と、腰骨と太ももを結ぶ腸骨筋を合わせた呼称。腸腰筋は上半身と下半身をつなぐ重要なインナーマッスルです。足を前に振り出す働きだけでなく、骨盤を前傾させて姿勢を保持する役目も果たします。

この腸腰筋の働きが弱まると、骨盤が後傾してしまって猫背気味に…。後ろに反りにくくなって姿勢が悪化。結果的に腰痛を発症してしまうのです。そんなときこそ腸腰筋ストレッチ。腸腰筋をストレッチして活性化することで姿勢がよくなって、腰痛が改善するのです。

腸腰筋ストレッチは、床に仰向けになったら右ひざを曲げて、股関節を90度にしたら準備完了。このとき右手を骨盤に引っ掛けて、そこに左手を添えておきます。

腸腰筋ストレッチの重要ポイント

この姿勢から、右足をへそに向かって持ち上げるように少し力を入れるのです。筋肉の収縮を感じたら、そのまま10秒間キープ。そのあとは、息を吐きながら力を抜いてリラックスしてください。

腸腰筋ストレッチの重要ポイントは、股関節を90度にすること。90度以下では太ももの前面の筋肉の影響が強く出てしまいます。腸腰筋ストレッチの効果が半減してしまいます。

腸腰筋ストレッチをすると、体が後ろに反りやすくなるはず。すると猫背も改善されて美しい姿勢をとりやすくなります。すると自然と腰痛が改善していくでしょう。

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