炭水化物抜きダイエットは肉も魚も脂もOK！

世間でもだいぶ認知されてきた「炭水化物抜きダイエット」。炭水化物さえ控えれば、どれだけたくさん食べてもよいというお手軽なダイエット法です。炭水化物抜きダイエットで痩せるメカニズムと、具体的なやり方を詳しく見ていきましょう。

炭水化物抜きダイエットで痩せる理由

炭水化物抜きダイエットは、文字どおり炭水化物を制限するダイエット法です。炭水化物といえば、私たちが日々口にする「お米」「パン」「パスタ」などの主食となるもの。そのおもな成分はほとんどが糖質なのです。

逆に、炭水化物抜きダイエットで食べてよいものとは何でしょうか？　基本的には糖質が少ない食材です。その代表格がタンパク質や脂が主成分の肉です。さらに、肉と同じタンパク質が中心の魚もOK。そして、チーズなどの乳製品のほか、バターやマヨネーズなども問題ありません。

炭水化物を抜くと、肉や脂を減らさなくてもなぜ痩せられるのでしょう。炭水化物を抜くと、血糖値がほとんど上がりません。これにより、インスリンの分泌が極めて少なく済むことが痩せる理由です。

炭水化物抜きダイエットのメカニズムを見ていきましょう。食事をすると食べ物は、消化・分解されてされブドウ糖になり、体内に吸収されて血糖となります。インスリンは、この血糖を全身の細胞に運ぶ役目を果たすのです。

インスリンは、血糖が高いほど大量に分泌されます。しかし、インスリンは出すぎてしまうと、血糖を細胞に届けるだけでなく、脂肪として体に蓄える働きをしてしまうのです。インスリンは必要最低限あって、それ以上は少ないほどダイエットにはよいということになります。

炭水化物抜きダイエットは、炭水化物を控えることでインスリンの分泌を抑え、脂肪を溜めないようにするダイエット法ということ。炭水化物を減らせば、肉でも魚でも脂でも何でも摂ってもよいのが炭水化物抜きダイエットなのです。