LG21はピロリ菌を減らす働きに効果がある！

トクホに認定されたヨーグルトがたくさん販売されていますが、なかでも人気は「LG21」。ところで、このLG21はどんな意味があって、どんな効果があるか知っていますか？　ヨーグルトの効能がわかりにくい理由と、LG21の効果について詳しく見ていきましょう。

LG21は菌の略称を表す

多くヨーグルトがその整腸作用によって特定保健用食品、いわゆるトクホとして認められています。その基準はプレーン、ソフト、ハード、ドリンク、フローズンなどの形状にかかわらず、ヨーグルト1gあたり1千万個以上の乳酸菌が含まれていることです。

最近では、乳酸菌の持つさまざまな健康効果も注目されています。パッケージに「LG21」などの文字を見たことがあるでしょう。なんとなく健康効果がありそうなイメージですが、実際にどんな効果があるかは知らない人が多いではないでしょうか？

これらの記号は、何らかの健康効果を持つ菌や株の略称を表しています。これらのヨーグルトは、特定の乳酸菌や株、成分を入れることで、成長効果だけでないプラスアルファの機能を強化。機能性ヨーグルトと呼ばれています。

その効果は、胃潰瘍の原因になるピロリ菌を減少させたり、免疫力を強くしたり、アトピーを改善したり…。血圧や血糖値、コレステロール値のコントロールできるものもあります。

ただし薬事法の関係により、商品パッケージにはその効能を書くことはできません。これがヨーグルトの効果をわかりにくくしている原因でもあります。ちなみに、LG21は胃・十二指腸潰瘍の最大の原因となるピロリ菌を減らす働きを持っています。

どのヨーグルトが合っているか、そしてどんな効き目があるかを確認するためには、1週間食べ続けて便を観察すること。黄色から茶色のバナナ状の便に近くなれば、腸内に善玉菌が増えていることを意味します。ヨーグルトの効果アリと考えよいでしょう。