水太りは誤解!ほとんどは「むくみ」に原因
水を飲んでも太る「水太り」は誤解です。水を飲むだけで太ることはありえません。とはいえ、水分代謝の滞りによって体重が増えて水太りと勘違いすることもあります。ただしそれは肥満ではなく「むくみ」。加工食品やコンビニ弁当ばかり食べている人は要注意です。
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水太りはダイエットの大きな誤解
水を飲んでいるだけで太る「水太り」は大きな誤解です。ダイエットで食事制限をしても、すぐに体重が減るわけではありません。便秘気味の場合、むしろ1~2kg増えることもあります。
水を飲んでも太るという水太りは、こうした現象が元になった間違い。水しか飲まないようなダイエット中に、一時的に体重が増えた経験からくる誤解が大半といわれています。
さらに水太りには、清涼飲料水やスポーツドリンクを水と解釈して、飲みすぎてしまうパターンもあるとか。真水ならカロリーゼロですが、清涼飲料水やスポーツドリンクには、糖分やカロリーがしっかり含まれています。
むくみを水太りと勘違いする
水分代謝が滞って体重が増えたことを、水太りと勘違いするパターンもあります。これは肥満ではなく「むくみ」。むくみの原因のほとんどは、塩分の過剰摂取です。
塩分は生きていくうえで必須のミネラルなので、大量に発汗しない限りは体外に放出されません。体液の塩分量というのは厳密にコントロールされているため、塩分を摂りすぎるとそのぶん水分を取り込んでしまうのです。
加工食品やコンビニ弁当、外食などの食事ばかりしていると塩分過多になりがちなもの。知らず知らずのうちに、塩分の過剰摂取に陥っているケースもあるのです。