銀歯や金歯が2本以上ある人は口で金属が溶け出している
日本人の90%以上が虫歯の経験があるとか。いまや歯の病気は国民病ともいえるもの。そんななか、銀歯や金歯が2本上ある人は口の中で金属が溶け出してしまっていることをご存じですか? しかもそこには「ガルバニック電流」という電気が発生しているのです。6月27日放送『教訓のススメ』の「危ない病気からケチ度までSP」で紹介されていました。
目次
セラミックの歯も数えなければならない
ここでいう「金歯や銀歯が2本以上」というのは、セラミックの歯も数えなければなりません。それは内側の土台には金属を使用しているからです。
金属の歯が2本以上ある人は、金属が溶けて全身に湿疹が出たり、自律神経のバランスが崩れる可能性があります。自律神経のバランスが崩れると、頭痛・めまい・腹痛・腸炎・生理痛など、あらゆる病気につながる可能性があるのです。
そもそも歯の詰め物に金属が使われていたのは、歯の代わりになる素材として金属がもっとも強度があって便利だったため。しかし、日本人の体質も大きく変わってきていて、とくに金属アレルギーの人が激増中なのです。予備軍も含めると、1千万人の日本人が金属アレルギーといいます。
口で電気が発生して銀歯や金歯が溶け出す
そして、金属の歯が2本以上あることが問題なのは、それぞれの金属でイオン化傾向に違いがあるため。金属同士で溶け出す傾向が違うと、電池で電気が発生する原理と同じように、口の中で電気が発生するのです。
電気自体が問題なのと、電気が発生することで詰められている金属が溶け出すのです。この金属が唾液を解して接触したときに流れる電流は「ガルバニック電流」と呼ばれています。口の中に電池が入っているのと同じ状態なのです。
このため、金歯が2本あるよりも、金歯と銀歯が1本ずつあるほうがよくないということ。違う種類の金属があるほうが、より強い電流が発生します。まったく同じ金属であれば、まだ電流が弱いのです。
電流対策はお風呂上りに足の裏を刺激する
このガルバニック電流の対策は2つしかありません。「電気を作らない」こと、そして「電気を逃がす」ことです。
すでに銀歯や金歯が2本以上あるという人にとっては「電気を作らない」ことはちょっと難しいといえるでしょう。しかし、一方の「電気を逃がす」ことはじつは自宅で手軽に行えるのです。
その方法とは、お風呂上りに体が濡れている状態で足の裏を刺激することです。体が濡れている状態で青竹踏みなどを行うのもよいかもしれません。こうすることで足が電気の逃げ道になり、アース効果で放電されるのです。
■6月27日放送『教訓のススメ』
【危ない病気からケチ度までSP】
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