「やせる汗」と「やせない汗」の見分け方!
ただ汗をかけばダイエットできるわけではありません。汗には「やせる汗」と「やせない汗」があるのをご存じですか? その見分け方を紹介しましょう。5月21日放送『あの日に帰りたい9』の「ダイエット新常識で大変身SP」で取り上げられていました。
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やせる汗はサラサラしているのが特徴
人間の体は「代謝」をすると熱が出ます。その熱を下げる唯一の方法が「汗」。汗をかいて蒸発するときの気化熱で、体温を下げるしかないのです。そして、「汗をかけない人」は熱を下げることができません。すると体は最初から熱を出さないように「低代謝」になってしまうのです。
日常生活であまり汗をかいていないと、日常生活で働く「汗腺」の数が減少します。しかも、汗腺の機能も低下してしまうのです。これはエアコン依存や運動不足などの生活習慣が、汗をかけない体質を招くといいます。
しかも、ただ汗をかけばよいというわけではありません。汗には「やせる汗」と「やせない汗」があるのです。これこそがダイエットの成功の鍵を握ります。
「やせる汗」は「サラサラしている・粒が細かい・臭わない・味がしない」などが特徴。一方「べとべとしている・粒が大きい・汗臭い・しょっぱい」のは「やせない汗」です。
汗腺は鍛えるとすぐに元に戻せる
本来、汗腺は血液から水分のみを汗として出します。しかし、汗腺の機能が低下すると、血液中の塩分など代謝に必要なミネラルも汗と一緒に出してしまうのだとか。やせない汗はかいても代謝が上がりにくい、単なる「ムダ汗」です。
そんなベトベトしたやせない汗を簡単に見分ける方法があります。それは汗をかいた額に500円玉を貼り付けて、ペタッと貼り付くかどうか。貼り付くということは粘着性があるということ。ベタベタした「やせない汗」です。
つまり、ダイエットするなら眠った汗腺を目覚めさせ、機能を高めて「やせる汗」をかくことが大切。じつは汗腺は鍛えるとすぐに元に戻ります。「衰えやすいが鍛えやすい」というのが特徴です。
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