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ゴボウやサツマイモで「便秘」が悪化する!?

女性のおよそ3割が悩んでいる「便秘」。この「便秘解消」のために食物繊維の多いゴボウやサツマイモを食べると、逆に「便秘がひどくなる」ことがあるのをご存じですか? 3月8日放送『ジョブチューン』の「医者ぶっちゃけSP!病気の常識を覆す!!」で紹介されていました。



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ゴボウやサツマイモで「便秘」が悪化する!?


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食物繊維には不溶性と水溶性がある

「便秘には食物繊維」といいますが、じつは食物繊維には、水に溶けない「不溶性」のものと、水に溶ける「水溶性」のものがあるのです。

「不溶性」の食物繊維は、胃などで消化されにくいという特徴を持っています。そのため、腸まで繊維が届いて腸を刺激する役割があるのです。一方の「水溶性」の食物繊維は、便をやわらかくする役割を担うほか、腸内の善玉菌を増加させ、環境を整える効果もあります。

そして、ゴボウやサツマイモというのは「不溶性」の食物繊維。非常にひどい便秘の人が「不溶性」の食物繊維を一生懸命食べてしまうと、逆に食物繊維が詰まってしまうことになるのです。実際、健康番組などで「便秘解消に食物繊維を摂りましょう」というのを見てたくさん摂取したために、腹痛がひどくなって救急車で運ばれた…という事例もあります。

便秘解消のためには「水溶性」の食物繊維を多めにとるようにすることが大切。「キウイフルーツ」や「バナナ」「リンゴ」などがオススメです。このほか「海藻」などネバネバするような食品も効果的。「もずく」などもよいでしょう。

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