お酒をダイエット飲料で割ると酔いが2割増
アルコールを炭酸飲料で割るカクテルは、世界のあちこちで楽しまれています。最近では健康志向が高まっていることもあって、カロリー控えめのダイエット飲料を使う人も多いとか。しかし、お酒をダイエット飲料で割った場合、カロリーオフではない飲料で割ったときよりも「悪酔い」するのです。
というのも、通常の炭酸飲料で割ったものを飲んだ場合、アルコールの吸収がダイエット飲料よりもゆっくりなのです。これは通常の炭酸飲料に含まれる「糖分」が、食べ物を食べながら飲んでいるのと近い状況を作るため。
「糖分」によりアルコールが小腸に達するまでの時間が延長されるのです。一方、ダイエットタイプに入っている「人工甘味料」では、アルコールがすぐに小腸に到達していました。
字際の実験では、ウォッカを人工甘味料の入ったダイエット炭酸飲料で割ったカクテルと、砂糖入り炭酸飲料で割ったカクテルを比較。結果として、ダイエット炭酸飲料で割った場合の酔い方は、実際の2割増しのアルコールに相当することがわかったのです。