インフルエンザをバスタオル3枚で撃退する
風邪やインフルエンザになったとき、バスタオルが3枚あると非常に回復に役立つのだとか。10月30日放送『ホンマでっか!?TV』の「得する家事の新常識」で紹介されていました。
抗生物質や抗ウイルス剤がなかった時代、どのように感染症を治していたかというと「入院」することでした。その当時は家の寝床というのはジメジメしていることも多く、あまり衛生的とはいえない状態。そこで、シーツを頻繁に変える衛生的な病院に入院することが、回復への特効薬だったのです。
それと似たような対応をするのがこの「バスタオル治療」。家の布団では、病院のようにシーツを毎日替えるわけには行きませんから、バスタオルを有効利用するのです。
まず1枚目は、枕をくるりと包み込みます。2枚目はシーツの上、上半身のあたりに横向きに敷きます。枕の下に少しかかっているくらいがよいでしょう。そして3枚目は、掛け布団の上端部、顔が触れる部分に横向きで折り返すようにかけるのです。安全ピンでバスタオルの端を掛け布団の表側に固定するとよいでしょう。
こうすることで、寝ているあいだに咳をしたり、寝返りを打ったり、また咳をしたり…という病原体はすべてバスタオルに吸着されるのです。そして、朝になったらバスタオルを外して洗濯して天日干しをします。日光はばい菌を死滅させますし、ウイルスを分解してくれるからです。