頭痛には3タイプあった!その原因と対処法
「頭痛」はもはや国民病、日本人の4人に1人は頭痛持ちともいわれるほどです。頭痛はさまざまな原因でおこるため、頭痛のタイプを知って上手に付き合うことが大切です。11月17日放送『駆け込みドクター!』の「頭痛の悩みを解決SP」で紹介されていました。
頭痛にはどんなタイプがあるのでしょうか? 日常的な頭痛は「じわじわ型」「ズキズキ型」「激痛型」の3つのタイプに分けられます。タイプを見分ける目安のひとつが「痛み方」です。
まずは「緊張型頭痛=じわじわ型」は、締め付けられるような痛みが1日中、じわじわと続きます。緊張型よりも痛みが強いといわれる「偏頭痛=ズキズキ型」は、頭の片側か両側がズキズキと強く痛みます。そして「群発頭痛=激痛型」は患者数は少ないですが、目の奥を突き刺すような激痛が襲うものです。それぞれのタイプの原因や対処法を見ていきましょう。
「緊張型頭痛」のおもな原因は肩や首のコリ。筋肉が収縮して、血管や神経を圧迫することで頭痛がおきるのです。その対処法は、リラックスしてコリをとること。マッサージや入浴などで、首や肩を温めるのがオススメです。
「偏頭痛」の原因は、頭の血管が何らかの刺激で拡張して炎症をおこすことです。血管を拡張させる要因はさまざまです。「気圧の変化」や「空腹」「温度差」「人ごみ」「寝過ぎ」「ストレス」「過度の飲酒」「まぶしい光」「騒音」などなど。偏頭痛の原因は人それぞれ。原因となる生活習慣を改善することが、回復への近道といえるでしょう。
「群発頭痛」は、緊張型頭痛とも偏頭痛とも違う頭痛のタイプです。特徴は目の奥の痛み。自殺するほど痛いとたとえられるほど強烈といいます。この頭痛は1~3年周期で突発的に発症するケースが多く、毎日のようにえぐられるような激しい頭痛が続くのです。症状が3ヶ月も続くケースもあります。
発症は1万人に1人といわれていますが、20代~40代の男性に多いのが特徴。我慢できないほどの痛みの頭痛が続いたら、群発頭痛の可能性アリ。すぐに病院に行って、専門医に相談しましょう。