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手を伸ばせばわかる更年期障害の見分け方?

200種類を超えるといわれている「更年期障害」による体の不調。しかし、なんでも更年期障害と思い込んでしまうがために、別の病気であることに気づかないケースも…。とくに「甲状腺機能亢進症」や「甲状腺機能低下症」が疑われます。11月3日放送『駆け込みドクター!運命を変える健康診断』の「女性ならではのカラダの悩み」で紹介されていました。



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更年期と勘違いする甲状腺機能亢進症

更年期障害の症状といわれるものを簡単に挙げてみましょう。しびれ・頭痛めまい・かゆみ・耳鳴り・憂うつ感・肩こり・湿疹・ほてり・手足の冷え・ドライアイ・ホットフラッシュ・発汗・筋肉痛・無気力・食欲不振・吐き気・不眠・便秘・月経異常・集中力低下・下痢など。さまざまな症状をおきるのです。

とはいえ、なんでもかんでも更年期障害として勘違いするのも怖いこと。じつは「甲状腺機能亢進症」なのかもしれません。

「甲状腺」とは、のどぼとけの下にある、蝶々のような形をしている部位。体の新陳代謝を盛んにするホルモンを分泌する、いわば元気の源。ホルモンは一定量、出続けていないと、全身のバランスが崩れてしまいます。


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更年期と甲状腺の病気と見分け方

ホルモン量が多すぎると「甲状腺機能亢進症」となって、汗をかきやすくなったり、イライラしたりします。逆にホルモン量が少ないと「甲状腺機能低下症」となって、むくみや無気力状態といった症状が出るのです。体の不調の原因が、じつは甲状腺にある場合もあるのでした。

成人の5~10%の人には、甲状腺の病気があるといわれています。その男女比が「1:9」で圧倒的に女性に多いのです。症状としては、ホルモンが増えて体が馬車馬のようになるので、動悸・息切れ・イライラ・汗をかくなど、いろいろな症状が出てきます。

更年期障害との見分け方は「手をまっすぐ前方に出すこと」です。甲状腺機能が亢進していると、手がブルブルと震えます。更年期障害では、震えは出てきません。震えが出る人は、病院に相談するようにしましょう。

■11月3日放送『駆け込みドクター!運命を変える健康診断』
【女性ならではのカラダの悩み】

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