10人中9人は自覚症状がない「隠れ水虫」!?
「水虫」はオジサンがかかるもの…そんなイメージを持っている人が多いはず。じつは女性の3人に1人が感染しているといわれています。11月3日放送『駆け込みドクター!運命を変える健康診断』の「女性ならではのカラダの悩み」で紹介されていました。
そもそも水虫とは、カビの仲間である「白せん菌(はくせんきん)」が、体に規制することによっておきる皮膚の病気。かゆみや痛み、炎症などを伴います。
そのおもな原因は足元にあります。ブーツを履くことが多い女性にとって、このブーツが水虫がもっとも繁殖しやすい環境を作り出しているのです。水虫の9割は足の裏や指に発生しますが、場合によっては「爪」にも発症。治りにくくてやっかいです。足だけではありません。手や頭など、全身に感染することもあるのです。
まずは、水虫にかからないための予防法を知っておくことが大切。そのポイントは「感染経路」です。たとえば、銭湯の足拭きマットや旅館のスリッパ、さらに爪切りやペットから感染する場合もあります。家族の誰かが水虫だと、感染する可能性が上がるのです。
とくに20~30代の若い人は、まさか自分が水虫だとわからずに、そのまま放っておくことが多いといいます。足のお手入れとして角質ケアを過剰に行ってしまうことも関係がありそうです。乾燥させて水虫を入れてしまいます。
水虫の原因である「白せん菌」は、足の表面の傷口から体に侵入するもの。過度の角質ケアは表面に小さな傷を作ってしまうため「白せん菌」が進入しやすくなってしまうのです。
そして、水虫患者の中でかゆみを訴える人は10%くらい。あとの90%は症状がありません。「隠れ水虫」ともいわれています。そこで、こんな人は危険だという、水虫の3つの危険なサインを紹介しましょう。
【水虫の3つの危険なサイン】
- 足の裏が白くてカサカサする
- 足の裏に水泡の跡がある
- 軽石やナイロンタオルでゴシゴシ洗う
水虫のおよそ7割が乾燥タイプと呼ばれるもの。足がカサカサしているとバリア機能が失われるため、皮膚の間から水虫菌が入ってくるのです。「水虫=かゆい・じくじくする」というイメージとは、実際は違っているのでした。
■11月3日放送『駆け込みドクター!運命を変える健康診断』
【女性ならではのカラダの悩み】
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