SNSの食べ物写真で肥満になる…ホンマでっか!?TV
ツイッターやフェイスブックに食事の写真をアップしたことはありませんか? じつは、SNSへの食事写真投稿は肥満の原因となる可能性があるというのです。10月23日放送『ホンマでっか!?TV』の「知っておきたい病気の裏表SP」で紹介されていました。
目次
SNSへ食べ物写真を投稿すると肥満になる
これはSNSへの食べ物の写真を載せることが、そのまま肥満の原因になるということではありません。摂食によるトラブルを招く傾向が強いということを意味しています。すなわち「過食」や「拒食」など、食べ物にまつわる病気になる原因になりえる…ということがわかっているのです。
本来、食べ物というのは自分の前に出てきて、それを食べて幸せを感じるもの。しかし、ブログやツイッターなどSNSに食べ物の写真を掲載するとなると、食べることよりも写真を投稿することが最終目的になってしまうことがあるのです。
これにより「食」に対する歪んだ価値観というものが植え付けられてしまって、摂食障害を招く確率が高くなってしまうといいます。これは2013年5月にカナダのトロント大学による研究論文で発表されたものです。
SNSの食べ物写真を見ることも肥満の原因
さらに、SNSにアップされた食べ物写真を見る側にも影響があるとか。1日6~8時間、食べ物に関するSNSの写真を見ている女性は、2年間で10kgも太る危険性があるのです。これはSNSで食べ物の写真見てるだけで食べたくなるという現象で、最近では「フードポルノ」と呼ばれています。
これは「性的写真」を見ると性的興奮が生まれ、それを行為に移したい「欲求」が出てくるのが「ポルノ」。これと同様に、おいしそうな食べ物の「写真」を見ていると、食べたいという「欲求」が駆り立てられて食べようとする…その一連の行動から「フードポルノ」と名づけられたものです。
つまり、SNSのおいしそうな食べ物の写真を見ていることが肥満の原因になりえるのです。ブログやツイッター、フェイスブックなどSNSの食べ物写真については、アップする側も閲覧する側も注意が必要かもしれません。
■10月23日放送『ホンマでっか!?TV』
【知っておきたい病気の裏表SP】
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