コラーゲンは1週おきに摂るのが効果的
コラーゲンは即効性はないものの、肌をツルツルにする効果があります。どうすればコラーゲンを効果的に摂取できるのでしょう。そこでコラーゲンを毎日摂る人と一週おきに摂る人で、肌の密度とキメを比較。するとコラーゲンは一週おきに摂るほうが効果的だったのです。8月20日放送の『カスペ!』では「間違いだらけの健康ジョーシキ」を特集していました。
目次
一卵性双生児でコラーゲンの効果検証
M’sクリニック南麻布院長の美容皮膚科医・伊藤まゆ先生が提唱する新ジョーシキは「コラーゲンは毎日摂るよりも1週間おきに摂ったほうがよい!」です。たとえば、腕や足などを擦りむいたとき、それが治るのに1週間くらいかかるでしょう。これと同様に、伊藤先生は1週間のサイクルがコラーゲン摂取にも合っていると考えます。
そこで番組では、一卵性双生児である「リリーズ」の2人でその効果を検証。2人は52歳で、姉の奈緒美さんは3時の母、妹の真由美さんは永遠のアイドルを貫いて独身です。さっそくスッピンになってもらい、「ダーマラボ」という装置でコラーゲンの密度をチェック。チェックするのは「目元」「ほほ」「口元」のほか、最近話題になっている女性の敵「ゴルゴライン」の4箇所です。ゴルゴラインとは、ご存じ『ゴルゴ13』から名が付いた目の下のシワを意味します。
そして、もう1つ使用するのが「ロボスキンアナライザー」。肌のキメの変化にも注目します。小さな三角形がたくさんあるほど、キメの整った美しい肌であることを示します。
コラーゲンを毎日食べて効果は横ばい
このうち、姉の奈緒美さんがコラーゲンを1週間おきに摂取、妹の真由美さんは毎日摂り続けます。期間は1ヶ月です。まず最初の1週間は、ともにコラーゲンを毎日5,000mg摂る食事を行います。そして、2週目は姉の奈緒美さんはコラーゲンなし、妹の真由美さんは毎日5,000mg摂取。3週目は2人とも毎日5,000mgを摂取するという流れです。
実験開始4週間で効果を最終計測。妹の真由美さんは、始める前と比べて肌の状態がモチモチしている印象とか。姉の奈緒美さんは、寝不足などがあった割には肌が全然大丈夫だったという実感がありました。
コラーゲンを毎日摂り続けた妹の真由美さん。「ほほ」はグッと上がった1週目以降、2週目はゆるやかな上昇、その後3週目、4週目と少しずつ上昇しました。そのほかの箇所も、2週目以降はコラーゲン効果はゆるやかな上昇かほぼ横ばい。ずっと食べ続けたにもかかわらず、意外な結果となりました。
1週間おきにコラーゲンを摂った姉の奈緒美さん。「ほほ」はさほど上がらなかった1週目でしたが、2週目にはグンと伸び、その後さらに上昇、コラーゲンをとっていない4週目もグッと上がっています。ほかの箇所も同じく、食べた週/食べていない週にかかわらず、コラーゲン効果はずっと上がり続けるという驚きの結果でした。
コラーゲンは1週おきが効果的
2人の上昇率を比べてみると、1週間ずつコラーゲンを摂った姉の奈緒美さんのほうが、よいという結果となったのです。なかでも注目は「目元」。コラーゲンの密度を表すスコアが「61→91」へと、最高の「100」近くまで上昇。ゴルゴラインは「19→64」と3倍以上になったのです。
そして、気になる肌のキメは、姉の奈緒美さんのほうがコラーゲン密度と同様、1ヶ月にわたりよくなりました。2人のキメの数は姉・奈緒美さんが「38→67」、妹・真由美さんが「35→53」と、最終的に「10」以上も差が開いてしまったのです。コラーゲンは毎日摂るより、1週間おきに摂るほうが効果的なのです。
■8月20日放送『カスペ!』
【間違いだらけの健康ジョーシキ】
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