鼻づまりを治す方法は「脇にコブシ」を挟むだけ
鼻づまりは風邪やインフルエンザが原因でおこることもあれば、気温の寒暖差によってアレルギー症状を起こしている場合もあります。そんな原因はどうあれ、自律神経を刺激することで誰でも簡単に鼻づまりを治す方法があります。『駆け込みドクター!』で紹介されていました。
目次
鼻づまりは鼻の粘膜の炎症が原因
まずは「鼻づまり」とは、どういう状態でしょう? 正常な鼻と鼻づまりの鼻の内部を比べると、鼻づまりの鼻は炎症をおこしています。鼻づまりとは、風邪や花粉症などによって鼻の粘膜が炎症をおこしている状態。炎症により鼻の中の空気の通り道が狭くなり、鼻が詰まってしまいます。
鼻づまりの原因は、風邪や花粉症だけではありません。エアコンや気温の寒暖差が原因で鼻の血管が広がったり縮んだりして、鼻づまりになる人が多くなっています。いわゆる「寒暖差アレルギー」です。
寒暖差アレルギーとは、たとえば寒い外から暖かい部屋に入ったときに、急激な温度差が鼻の粘膜を刺激。鼻づまりなどアレルギー症状を引き起こすことです。
本人に自覚がない隠れ鼻づまり
さらに鼻づまりにより、鼻ではなく口で呼吸をする「口呼吸」になると、体に悪い影響を及ぼすといいます。というのも、鼻は有害な物質を捕らえてろ過したり加湿する作用を持っているからです。
鼻はウイルスなどを体に入るのを防ぐ、重要な役割を果たしています。それが口呼吸になると、汚い空気が肺に直接入ってしまうことになるのです。
さらに注意が必要なのは、本人に自覚がない「隠れ鼻づまり」。夜間に鼻が詰まってしまって口で呼吸をしてしまい、睡眠中に呼吸停止や低呼吸になる睡眠時無呼吸症候群の原因になってしまいます。
たった10秒で鼻づまりを治す方法
そこで、たった10秒で鼻づまりを治す方法を紹介しましょう。それは、鼻が詰まっているほうとは反対側の脇の下に、コブシを挟んで10秒間、圧迫するというもの。これで一時的にではありますが、鼻の通りがよくなります。
コブシを挟むことで脇の下にある自律神経のセンサーを刺激。鼻の粘膜の充血がとれるのです。とはいえ、自律神経を刺激する解消法は一時的なもの。不安な人はしっかり耳鼻咽喉科で見てもらいましょう。
ツボを押して鼻づまりを治す方法もあります。鼻づまり解消のツボ「迎香」は、小鼻の脇のくぼみにあります。人差し指をあてて下から上に押し上げるように押してください。3秒押したら6秒休むテンポで、3回程度押すのが目安です。
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