まぶたにかゆみのない赤みが出たら胃がんサイン

まぶたにかゆみを伴わない赤みが出たら、それは胃がんのサインです。アレルギー反応でおこるまぶたの赤みは、通常はかゆみを伴うものだからです。『たけしのみんなの家庭の医学』の「いま気をつけるべき病ランキングSP」で紹介されていました。



まぶたに出る赤みにかゆみがない場合

胃がんは、肺がんについで死亡者数が多いがんです。その死亡者数は年間およそ5万人。胃がんは初期段階は自覚症状がないため、早期に気づくことが非常に難しいがんです。

しかし、胃がんのサインの特徴を覚えておけば、早期に発見する手がかりとなります。早期発見できれば、胃がんの治療は体へのダメージをほとんど残しません。

そして、胃がんのサインとなるまぶたに出る赤みは、左右のまぶたとも同じように赤くなることと、少し腫れがあるのが特徴。そして、最大の特徴はかゆみがない」いうことです。

まぶたの赤みにかゆみが出ない理由

アレルギー反応でおこるまぶたの赤みは、通常はかゆみを伴うもの。皮膚の表面にポツポツなどなどの異常があります。しかし、がんによるまぶたの赤みは皮膚の奥で炎症がおきているもの。皮膚の表面にはポツポツなどの異常がなく、かゆみも生じないのです。

まぶたにかゆみのない赤みが出ている人には、胃がんのほかに肺がんや乳がんなどが発症している場合もあります。因果関係はハッキリとわかっていませんが、がんが免疫細胞に攻撃されると皮膚の細胞に似た構造に変化することがあります。

このがんの変化によって、免疫細胞が正常な皮膚の細胞を誤って攻撃することに…。このとき、とくに薄くて弱いまぶたに症状が現れるというわけ。これが、まぶたにかゆみのない赤みが出たら胃がんのサインになる理由です。

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