うなぎは天然モノより「養殖モノ」選ぶべし
うなぎは天然モノに限る…という人も多いのでは? しかし、老化を防ぐという意味では養殖モノに軍配が上がります。その秘密はエサ。養殖モノのうなぎは、すぐれた抗酸化作用を持つビタミンEがたっぷり含んだエサを食べています。老化防止には養殖モノのうなぎです。
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養殖モノのエサは体にも有益
魚を選ぶとき、天然モノと養殖モノがあったらどちらを選びますか? おそらく、価格が安からという理由で養殖モノを選ぶ人もいるかもしれませんが、多くの人は天然モノを選ぶでしょう。
しかし味は度外視して、体によいのはどちらかというと、必ずしも天然モノがよいというわけではありません。
じつは養殖モノは元気に育つよう、しっかり考えられたエサを与えられています。魚が元気になる成分は、多くの場合は私たちの体にも有益です。
養殖うなぎでビタミンEを摂取
養殖モノのうなぎなどは、すぐれた抗酸化作用を持つビタミンEをたっぷり含んだエサで育っています。天然モノよりも養殖モノのうなぎのほうが、抗酸化作用の高いビタミンEをしっかり摂取することができるのです。
養殖モノの鯛は、色鮮やかな色彩を出すために、赤い色素の元になるアスタキサンチンを与えられています。アスタキサンチンは川を遡上する鮭のスタミナ源となる、抗酸化作用にすぐれた物質。白身魚である鮭の身がオレンジ色なのは、アスタキサンチンがたっぷり入っているからです。
つまり養殖モノの鯛を食べることで、アスタキサンチンの恩恵を受けることができます。魚は必ずしも、天然モノがよいとは限らないのです。
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