健康生活の知恵袋
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「ケイジップS「コタロー」(桂枝加朮附湯エキス錠)」の効果・効能と用法・分量

本剤は,江戸時代の漢方医学者吉益東洞(よしますとうどう)が著した「方機(ほうき)」収載の処方にもとづいてつくられたエキスを,飲みやすく錠剤としたものです。
四肢の関節が痛み,時には腫(は)れたり,また肩,顔面や手足などの神経に沿って痛んだり,逆にマヒ感があると,耐えがたく日常生活に支障を来たすこともまれではありません。医学的な原因は一様ではありませんが,寒冷や湿気が誘因になったり,悪化を招くことが多いものです。
ケイジップSは,体内の「湿毒(しつどく)」を除き,また全身の血行をよくし,体を温めながら痛みを緩和する漢方薬です。
また日常生活にも気をつけて,根気よく治すことが大切です。

効能・効果

神経痛,関節痛

用法・用量

食前または食間に服用してください。
食間とは……食後2〜3時間を指します。

[年齢:1回量:1日服用回数]
大人(15歳以上):4錠:3回
15歳未満7歳以上:3錠:3回
7歳未満5歳以上:2錠:3回
5歳未満:服用しないでください

成分分量

水製エキス: 2.65g

使用上の注意

■相談すること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦または妊娠していると思われる人。
(3)のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人。
(4)高齢者。
(5)今までに薬などにより発疹・発赤,かゆみ等を起こしたことがある人。
(6)次の症状のある人。
むくみ
(7)次の診断を受けた人。
高血圧,心臓病,腎臓病
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ
その他:動悸,のぼせ,ほてり,口唇・舌のしびれ

まれに次の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

[症状の名称:症状]
偽アルドステロン症:手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
ミオパチー:手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。

3.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
4.長期連用する場合には、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください