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「黄連解毒湯エキス顆粒SA」の効果・効能と用法・分量

黄連解毒湯は,中国唐時代に著された「外台秘要方」に収載されている漢方処方です。体力が中等度以上で,のぼせぎみで顔色が赤く,いらいらして落ち着かない傾向のある方の,鼻出血,不眠症,神経症,胃炎,二日酔,血の道症,めまい,動悸,更年期障害,湿疹・皮膚炎,皮膚のかゆみ,口内炎に用いられます。
黄連解毒湯エキス顆粒SAは,黄連解毒湯をエキス化し,服用しやすい顆粒にした製品です。

効能・効果

体力中等度以上で,のぼせぎみで顔色赤く,いらいらして落ち着かない傾向のあるものの次の諸症:
鼻出血,不眠症,神経症,胃炎,二日酔,血の道症,めまい,動悸,更年期障害,湿疹・皮膚炎,皮膚のかゆみ,口内炎

用法・用量

1回下記量を食前又は食間に水又はお湯と一緒に服用してください。

[年齢:1回量:1日服用回数]
大人(15才以上):1包:3回
7才以上15才未満:2/3包:3回
4才以上7才未満:1/2包:3回
2才以上4才未満:1/3包:3回
2才未満:服用させないでください

食間とは,「食事と食事の間」という意味です。食事のあと2時間ぐらいたったところで服用してください。

成分分量

黄連解毒湯エキス(4/5量): 1.36g

使用上の注意

■相談すること
1.次の人は服用前に医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人,体の弱い人)。

2.服用後,まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は副作用の可能性がありますので,直ちに服用を中止し,この説明文書を持って医師の診療を受けてください。

[症状の名称:症状]
間質性肺炎:階段を上ったり,少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる,空せき,発熱等がみられ,これらが急にあらわれたり,持続したりする。
肝機能障害:発熱,かゆみ,発疹,黄疸(皮膚や白目が黄色くなる),褐色尿,全身のだるさ,食欲不振等があらわれる。
腸間膜静脈硬化症:長期服用により,腹痛,下痢,便秘,腹部膨満等が繰り返しあらわれる。

3.1ヵ月位(鼻出血,二日酔に服用する場合には5〜6回)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この説明文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。

4.長期連用する場合には,医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。