健康生活の知恵袋
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「コフチール去たん薬」の効果・効能と用法・分量

コフチール去たん薬は、粘るたんを薄めると共に、のどの粘膜を修復する働きでたんの排出をスムーズにするL-カルボシステインと、気道分泌物を増加させてたんを薄め、排出を容易にするブロムヘキシン塩酸塩の2つの去たん成分を配合した、飲みやすいカプレットタイプの錠剤です。たんがからむ、たんのからむせきが出るなどの不快なたんの症状に効きます。

効能・効果

たん、たんのからむせき

用法・用量

次の1回量を、1日3回食後に水又はぬるま湯で服用してください。

[年齢:1回量]

成人(15才以上:2錠)

8才から14才:1錠

8歳未満:服用しないこと


本剤の服用により、一時的にたんの量が増加することがあります。

成分分量

L-カルボシステイン: 750 mg
ブロムヘキシン塩酸塩: 12 mg

使用上の注意

■してはいけないこと

(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)
1.次の人は服用しないでください

本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。

2.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください

他の鎮咳去痰薬、かぜ薬、鎮静薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等

(鼻炎用内服薬、乗り物酔い薬、アレルギー用薬等)
■相談すること
1.次の人は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください

(1)医師の治療を受けている人。

(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。

(3)高齢者。

(4)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。

(5)次の症状のある人。

高熱

(6)次の診断を受けた人。

心臓病

肝臓病

2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

[関係部位:症状]

皮ふ:発疹・発赤、かゆみ、はれ

消化器:吐き気・嘔吐、食欲不振

精神神経系:めまい

まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

[症状の名称:症状]

ショック(アナフィラキシー):服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。

皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョウンソン症候群)、中毒性表皮壊死融解症:高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲の発疹・発赤等が持続したり、急激に悪化する。

肝機能障害:発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。

3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください

下痢、口のかわき

4.5〜6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください