健康生活の知恵袋
巷で話題の健康情報を紹介しています。

「聖恵感応丸」の効果・効能と用法・分量

感応丸とよばれるものは,今を去る約300年前に創製されたといわれており,萬病に効く薬として,道中の携帯薬として用いられていた。その当時は,それぞれの成分を粉にしたものを紙に包み携帯していたため,途中で破れたりして不便であった。その後,携帯に便利でしかもこわれないという事で扁平の半月形の錠剤にして用いられ今日に至り,多くの人に愛用されてきた。
しかし一回に一個の半月形を服用することは、半月形の直径が約20mmと大きく,又角があるため服用しにくいという欠点があった。これらの欠点を解決するため,扁平の円形の錠剤とし,角をなくし,しかも一回に3粒の服用とし,服用しやすく,そのため用量の調整も容易になった。新しい時代にあった成分も配合したすぐれた感応丸が聖恵感応丸である。

効能・効果

動悸,息切れ,気付け,小児五疳,夜なき,ひきつけ,下痢,消化不良,胃腸虚弱

用法・用量

15歳以上:1回3錠1日2回朝夕食後服用
11歳以上15歳未満:1回2錠1日2回朝夕食後服用
8歳以上11歳未満:1回1錠1日3回毎食後服用

成分分量

ジンコウ末: 100mg
リタン: 10mg
レイヨウカク末: 10mg
リュウノウ: 30mg
サフラン: 3mg
シンジュ末: 12mg
ゴオウ: 2mg
ニンジン: 250mg

使用上の注意

■してはいけないこと
1.本剤を服用している間は、他の強心薬を服用しないこと
■相談すること
1.次の人は,服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること。
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
2.5〜6日間(小児五疳、消化不良、食欲不振については、1カ月間)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること