FENラジオは米軍放送スマホアプリで聞ける時代
radikoおかげで、全国各地のラジオ放送がスマホで聞けるようになりました。とはいえ、radikoでは聞けないラジオ局も全国各地にあります。そんなradikoで聞けないラジオ局に、懐かしの米軍放送「FENラジオ」もあります。FENラジオは現在は「AFN」に改称。FENはAFNラジオアプリで無料で聞くことができます。
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FENラジオはAFNとしてネットで放送中
「FEN」は「Far East Network」の略。FENは日本語では米軍極東放送網といいます。在日米軍向け放送「FENラジオ」が始まったのは1945年。FENラジオは本場アメリカの雰囲気で洋楽と英語が楽しめるAMラジオとして、人気を博していました。
1懐かしのFENラジオは現在、AFN（American Forces Network）に改称して継続中です。AFNは、アメリカ国外に駐留する米軍人向け放送で、日本のほか韓国・ドイツなど世界各地に放送局を持っています。
AFNのインターネットラジオ「AFN 360」が始まったのは最近のことですが、今ではヨーロッパ・中東と日本・韓国向けに配信されています。なお、ヨーロッパ・中東向けAFNラジオは日本からだとエリア制限で聞くことはできません。
FENラジオと同じ810kHzで現在も放送中
日本・韓国向けのAFNラジオ放送をスマホで聞くには、米軍ラジオアプリ「AFN Go」をインストール。AFN Goで聞ける米軍ラジオ放送は、三沢・東京・岩国・佐世保・沖縄の日本5局と、大邱・群山・ハンフリーの韓国3局がAMやFMで流しているものです。
AFN各局の番組内容は毎時0分から3分間ほど米ABCやCBSなどののラジオニュースが流れ、その後音楽番組に切り替わる時間帯がほとんど。また、朝晩にはAFNラジオ独自のニュース番組があったり、アメリカのスポーツ中継が行われたりします。
なお、米軍ラジオ「AFN」は、FENラジオの時代と同様に「AFN Tokyo」がAMの周波数810kHzで放送中。ちなみに「AFN Okinawa」はAMの648kHzのほか、FMの周波数89.1MHzでも放送。このほか、三沢・岩国・佐世保の各AFNラジオ放送はAMの周波数1575kHzで放送されています。
