健康生活の知恵袋
巷で話題の健康情報を紹介しています。

「アイロミンシロップ」の効果・効能と用法・分量

〈せき〉は,こじらせると治りにくくなり,体力を消耗して身体を衰弱させますので,早期に適切な治療を行うことが大切です。
〈アイロミンシロップ〉は,頑固なせきを鎮める〈鎮咳剤〉と濃厚なたんを排出しやすくし,しかも胃腸障害を起こすことが少ない生薬の〈去痰剤〉を配合したシロップ剤ですので,効きめが早く,頻発する〈せき〉と〈たん〉を緩和する効果があります。

効能・効果

せき,たん

用法・用量

大人(15歳以上):1回5mL
11歳以上15歳未満:1回3mL
8歳以上11歳未満:1回2.5mL
8歳未満:服用しないこと
1日3回または4回服用してください。1日3回の場合は毎食後あるいは食前服用,4回の場合は更に就寝前にもう1回服用してください。
1日5〜6回服用しても差し支えありませんが,この場合には約4時間の間隔をおいて服用してください。(添付の計量コップをお使いください)

成分分量

ジヒドロコデインリン酸塩: 30mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩: 72mg
グアイフェネシン: 270mg
キキョウ流エキス: 2mL
オウヒ流エキス: 2mL

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用・事故が起こりやすくなります)
1.本剤を服用している間は,次のいずれの医薬品も服用しないこと。
他の鎮咳去痰薬,かぜ薬,鎮静薬,抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(鼻炎用内服薬,乗物酔い薬,アレルギー用薬等)
2.服用後,乗物又は機械類の運転操作をしないこと。(眠気があらわれることがあります)
3.授乳中の人は本剤を服用しないか,本剤を服用する場合は授乳を避けること。
4.過量服用・長期連用しないこと。
■相談すること
1.次の人は服用前に医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること。
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)高齢者。
(4)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(5)次の症状のある人。
高熱
(6)次の診断を受けた人。
心臓病,高血圧,糖尿病,甲状腺機能障害
2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること。

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ
消化器:吐き気・嘔吐,食欲不振
精神神経系:めまい
泌尿器:排尿困難

3.服用後,次の症状があらわれることがあるので,このような症状の持続又は増強が見られた場合には,服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること。
便秘
4.5〜6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること。